五黄土星人、寒川神社へ行く

このカテゴライズを総称してなんと呼べばいいのかはわからないのですが、僕は風水的には「五黄土星人」というものになるそうです

 

括りがその年に生まれた人間ということなので、僕と同じ年に生まれた方は全員五黄土星人になるそうです。結構大雑把な括りですね。

 

そんな五黄土星人にぴったりのパワースポットが神奈川にある寒川神社だそうです。なんでかは忘れました。その情報を雑誌で仕入れた僕は代わり映えのしない毎日にスパイスをばと、小田急線に乗り込み、海老名方面を目指しました。

 

海老名から相模線に乗り換え、最寄り駅の宮山駅に降り立ち、寒川神社に向かいます。大雪の名残が残る道を十分ほど歩くと、寒川神社に着きました。平日の昼過ぎだったので人もあまりおらず、清々しい気持ちで参拝を終え、再び相模線に乗り、海老名へ戻りました。

 

 

正直、僕がパワースポット不感症人間なのかわかりませんが、どんな立派な神社でも参拝後の感想って「良かった」くらいにしかならない気がします。そのせいで寒川神社への探訪記を日記にしてももっと書くことあるだろレベルの三行でまとめてしまいました。

 

特にエピソードもなく参拝を終えてしまったので「寒川神社、良かった」という気持ちだけを抱きながら小田急線に乗ろうとしたのですが、向かいの出口に何やらショッピングモールのような気配を感じたので、その方向に向かうと、目の前に広がっていたのは「ビナウォーク」という複合施設でした。

 

ビナとは海老名のことでしょうか、向かいの出口には立派なららぽーとがそびえているのにも関わらず、寂れているわけでもないのにどこか古臭いその施設は、信じられない数の階段と支柱によって形成されていました。

 

若者たちの間だけなのでしょうか、ある特定の条件下で性的な気持ちを刺激されることを「性癖に刺さる」と表現しますが、昨今では性的な気持ちという以外にも「好み」という意味合いも兼ねているような気がします。

 

恐らく、「好み」という言葉よりさらに強い意味をもたせたいが故の表現の飛躍なのでしょうが、そういった意味では、ビナウォークは僕の性癖に刺さるものでした。

 

僕はこう言った施設に来ると、施設に来る目的であるショッピングなどはほとんどせずに時折写真を撮りながら敷地内をくまなく徘徊します。本当にびっくりするくらい階段があったのでこの一日でかなりの段数を登ったり降りたりしたと思います。

 

 

 

 

こういうのもアウトレットと呼んでいいのかわかりませんが、近しい存在として多摩センターの街並みが脳裏によぎりました。あれもかなり僕の性癖に刺さった街と言えます。街単位で性癖に刺さるなんて、そうそうあることではありませんね。

 

テーマパーク感の演出か、その敷地内には公園内のような水路がひかれ、オリエンタルな塔がそびえていました。

 

決してテーマパークではないのですが(テーマが見つからないので)、シネコンやゲームセンターなども存在し、娯楽施設としての一面もあります。あまり人影はなかったのですが、スカートの下にジャージを履いた女子高生のグループを何組か見かけたので、防寒対策がしっかりできる女子高生はららぽーとではなくビナウォークに流れるのだなぁと思いました。僕がもし女子高生だったら同じようにスカートの下にジャージを履いてビナウォークに行きたいと思います。

海老名駅構内にあった美樹さやかのパネルです。

 

普段、どんなに好きなアニメキャラクターでも、公共の場所でこういったものを撮影する事はないのですが、パワースポットのおかげか、ビナウォークでテンションが上がり切ってるせいか、気がついたらカメラを起動していました。

 

それでも少し照れがあるのか、ほんのり距離を感じる写真になってしまいましたが、まどマギというコンテンツがまだしっかり生きている事を外出先で確認できたのはとても喜ばしい事でした。

 

きっと、美樹さやかもららぽーとよりはビナウォークに行くタイプの女子高生になるだろうな、なんて事を帰りの小田急線の中で思いました。

 

美樹さやかの生態をかなり限られた条件で推測すなよ、キモいから、と思ったのは小田急線を降りて徒歩で帰り道に着いた時の話です。

 

皆さんはアニメキャラクターの生態をかなり限られた条件で推測しますか?

 

今回分かったのは、僕はどうやら「アニメキャラクターの生態をかなり限られた条件で推測するタイプの五黄土星人」であるようです。おやすみなさい。